京樽、ファミレス事業撤退

吉野家ホールディングス(HD)子会社で持ち帰りずしチェーン「京樽」は3日、和食ファミリーレストラン「海鮮三崎港」「わのか」の23店舗すべてを閉鎖して、ファミレス事業から撤退すると発表した。ガソリン価格の高騰で車での来店客が減少し、平成20年12月期の同事業の営業損失が前年の1億2000万円から、3億5000万円に拡大する見通しになったため。回転ずし業態の運営は継続する。

 これを受けて、吉野家HDは21年2月期の通期業績予想を下方修正した。京樽の店舗閉鎖による特別損失にくわえて、8月に買収したステーキチェーン「どん」ののれん代4億円が発生したことから、最終利益は期初予想の25億円から前年比73・1%減の5000万円になる見通し。ただ、売上高は「どん」が新たに連結対象に加わったことで、期初予想の1745億円から、前年比15・5%増の1800億円に膨らむ。

 中間期については、19年10月に営業譲渡を受けたラーメン専門店運営会社、アール・ワンの業績回復の遅れなどで7億円の特別損失を計上。最終損益を期初に予想した8億円の黒字から2億1100万円の赤字に修正した。吉野家が中間期で最終赤字になるのは、BSE(牛海綿状脳症)問題で米国産牛肉の輸入が途絶え、牛丼の販売を全面的に見合わせた16年8月中間期以来となる。

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